れんこん山芋サンド

れんこん山芋サンド

材料

(2人分)

れんこん……160g
山芋……70g
鮭フレーク……30g
万能ねぎ……5g
白だし……大さじ1
片栗粉……20g
サラダ油……適量

栄養価

(1人分)
・エネルギー 188kcal
・たんぱく質 6.3g
・脂質 6.6g
・炭水化物 27.1g
・ビタミンA 5μgRAE
・食物繊維 2.0g
・塩分 1.5g

作り方

1.れんこんは皮を剥いて1cm幅の輪切りを8枚作り、水にさらす。山芋も皮を剥き、すりおろす。万能ねぎは細かく刻む。
2.すりおろした山芋に鮭フレークと万能ねぎを入れて混ぜ、白だしで味を調える。
3. 2を4等分にし、それぞれをれんこん2枚で挟み、表面に片栗粉を薄くまぶす。
4. フライパンにサラダ油を熱し、③を焼く。

人類はこれまで飢餓に脅かされることの方が多かったため、人体には飢餓に対処するメカニズムは備わりましたが、現代にみられる肥満やメタボリックシンドロームのような栄養過多状態にはうまく対処できていないのだそうです。実は、今回のテーマである「冷え性」を引き起こす原因としても、栄養過多が挙げられます。食べ過ぎや運動不足により栄養が過剰であると体内に余剰物や老廃物がたまりやすく、その結果血行不良となり冷え性の症状が表れる場合があります。今回のレシピで使用した食材のように、血液循環や代謝を促す食材を賢く取り入れるとともに、バランスの整った食生活と適度な運動習慣を心掛け、冷え知らずの体をつくりましょう。

レシピ考案者

女子大生が考えた一品料理レシピ

東京家政大学栄養学科 増山 美里さん

コメント :

私自身が冷え性なので、よく見る生姜以外の食材を使った冷え性予防のレシピを考えたいと思いました。れんこんに含まれるビタミンCは血液の主成分である鉄分の吸収をサポートする役割を持ち、血液循環を良くするために重要な栄養素です。山芋に含まれるアミラーゼという消化酵素は糖質の消化を促し、代謝を活発にしてくれる効果があるとされています。さらに鮭に含まれるビタミンEは血液循環を促す効果があるといわれており、これらの食材を組み合わせることによって冷え症の原因の一つである「血行不良」の改善が期待できます。
れんこんのシャキシャキ感と山芋のトロトロ感を一緒に楽しめるところがポイントです。
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