2017
03/15
魅地探索(6) 沖縄県座間味村
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魅地探索
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沖縄県
隔月刊ドクターズプラザ2017年3月号掲載
珊瑚に囲まれたマリンレジャーのメッカ。
国立公園に指定されさらに注目度アップ
夏だけじゃない! 冬も楽しめるアクティビティが盛りだくさん
東シナ海に浮かぶ美しい亜熱帯の島々として知られる慶良間諸島。中でも座間味島、阿嘉島、慶留間島を擁する座間味村は、美しい珊瑚礁の海に囲まれたエリアとして有名だ。珊瑚が生息する内海は高い透明度を誇り、その印象的な青色から「ケラマブルー」と呼ばれている。

上空からの慶良間諸島(写真提供:座間味村役場)
このエリアはマリンレジャーのメッカとしても知られ、ヨーロッパの有名な旅行雑誌で取り上げられたこともあって、日本国内だけでなく海外からの旅行者も多い。村内ではダイビングをはじめ、シュノーケリング、フィッシング、シーカヤック、SUPなど、ありとあらゆるマリンレジャーが楽しめる。当然ながら、観光客のほとんどはマリンレジャーのシーズンである夏場に集中し、何カ月も前から宿やフェリーの予約が埋まってしまうほどの人気ぶりだが、冬場の閑散期にも観光客を呼び込もうと、村をあげてさまざまな施策に取り組んでいる。「ノルディックウォーク」など陸域でのアクティビティの開発や、11月に実施される「座間味島ファン感謝月間」、12~ 3月に実施されるホエールウォッチングフェスタなど、年間を通して楽しめるイベントやアクティビティが満載だ。

座間味村にやってくるザトウクジラ(写真提供:座間味村役場)
慶良間諸島への移動はフェリーが一般的だが、那覇空港からヘリコプターなどを使って移動することもできる。
特にここ数年、増加しつつある外国人観光客に対応するため、フェリーにはWi-Fi完備。村内でもWi-Fi環境の整備を進めるとともに、外国語表記の案内を増やすなどインバウンド対策を進めている。
◆座間味村の概要
人口/938人(男性:502人・女性:436人)
世帯数/554世帯
(2017年1月現在)
県都那覇市から高速船で約50分、西へおよそ40kmの東シナ海に浮かぶ亜熱帯の島々『慶良間諸島』(ケラマショトウ)。座間味村は、その西半分の島々からなる離島村です。透明度抜群の海と世界屈指の珊瑚礁、数々の熱帯魚に彩られた美しい海中景観で知られ、一年を通じてダイバーが訪れます。座間味島(ザマミジマ)、阿嘉島(アカジマ)、慶留間島(ゲルマジマ)の3つの有人島はいずれも亜熱帯の森に覆われ、天然記念物ケラマジカが生息しています。冬季の村海域にはザトウクジラの群れが繁殖と子育てのために訪れ、豪快なパフォーマンスを見ることができます。(座間味村ホームページより)
◆座間味村へのアクセス


(座間味村ホームページを基に作成)
年間を通じた観光誘客を目指し、村を挙げての取組みを推進中

座間味村役場産業振興課
三田勇樹 氏
座間味村を訪れる観光客数は、一昨年(15年)に初めて10万人を突破。国立公園に指定された効果が現れたといえるでしょう。観光客のピークは7 ~ 9月のマリンレジャーシーズン。それ以外の季節は、これまで比較的混み合っていなかったのですが、村内事業者と村役場が連携して年間を通した観光客の誘客に力を入れています。
毎年11月に実施している「座間味島ファン感謝月間」は、閑散期にも座間味村にお越しいただこうと、ダイビング協会を中心に運営され宝探し、フォトコンテスト、島人芸能ショーなどさまざまなイベントを開催しており、昨年で11回目を数えました。
また、冬場に陸域で楽しめるアクティビティとして「ノルディックウォーキング」ツアーを開発。離島の大自然を満喫しながら健康づくりにも役立てられる、新たな観光メニューとして打ち出しています。これをホエールウォッチングなどと組み合わることで、新たなファン層を開拓できるのではないか
と期待しています。
先ごろ、環境省が推進する「国立公園満喫プロジェクト」に、阿寒や日光、伊勢志摩といった国立公園に並んで、慶良間諸島国立公園が選ばれました。2020年を目標にインバウンド対策の取組みを計画的・集中的に実施することで、環境を保全しながら多くの海外旅行者を受け入れ可能な観光地として、ますますステップアップしていく予定です。