Vol.142 2017年11月

改めて、川柳とは?

江畑 哲男 さん

(一社)全日本川柳協会理事、獨協大学オープンカレッジ講師

川柳、基本のキ

おかげさまで、この欄もだいぶ定着し充実して参りました。いつもご投句、ありがとうございます。
投句のメンバーを見ると、常連の方に混じって、新人と思しき方もちらほら顔を見せてくれております。ありがたいことです。そこで、今回から「改めて川柳とは?」というお話をさせていただくことにしました。ベテランの方は、復習のつもりでどうぞお聞きください。

五七五のリズムを大切に

まず、申し上げたいのが五七五のリズム。
これが基本中の基本だということ。つまりは、一丁目の一番地なのです。川柳を作るのには、発想と表現。この二つが大切です。
まずは発想。感動、発見、見つけ、喜怒哀楽等と読み替えても構いません。日常生活の中から、「おや?」とか「あれっ?」、「!」と思う事柄に着目してください。
次が表現。右の発想にふさわしい言葉を選んでいきます。選んだ単語は適切か。言い回しはこれでよいか、などと考えていくのです。時には、修辞や日本語力、文法力なども必要になるでしょう。
その言葉選びの際に、リズムを整えることを心掛けてほしいのです。「基本のキ」と申し上げたのは、そういう意味です。
もちろん、「基本」には「例外」が付きもの。どうしても字余り(字足らずはほとんどナシ)になってしまう場合もあります。しかしながら、その前に字余りにならないような工夫、言葉選びの試行錯誤をしてみてください。
同義語・類義語(あるいは反対語)を、知識として蓄えておくと、字余りにならない言葉を選び取ることができるようになります。頑張りましょう!

Vol.142
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