特別賞(2018・お母さんのためのレシピ):セールでの野菜を食べて寿司気分

特別賞(2018・お母さんのためのレシピ):セールでの野菜を食べて寿司気分

材料

(1人分)
<酢飯>
米……35g
カルローズ米……35g
雑穀米……5g
水……100g
酢……8g
砂糖……3g
塩……1.2g

ピーマン……15g
赤パプリカ……20g
黄パプリカ……20g
<A>
しょうゆ……大さじ2
みりん……大さじ2
料理酒……大さじ2

トマト……20g
じゃがいも……10g
玉ねぎ……7g
マヨネーズ(炒め用)……0.6g
マヨネーズ(仕上げ用)……1.2g
ハーブミックス……少々
ブラックペッパー……少々

キャベツ……15g
とんかつソース……小さじ1/2
サラダ油……1g

アスパラガス……15g
オリーブ油……1g
塩……少々
ブラックペッパー……少々

かぼちゃ……8g
ごま油……1g
ゆずポン酢……小さじ1/2

<添え>
生姜の甘酢漬け(ガリ)……5g
練りわさび……少々

栄養価

エネルギー:531kcal

作り方

1.米・カルローズ米・雑穀米を合わせて100gの水で炊く。
2.ピーマン・赤パプリカ・黄パプリカを縦に切り、それぞれをアルミホイルで包む。
3.ピーマンは600Wのオーブントースターで、2分間蒸し焼きにした後、約2分間、表面に焼き色が付くまで焼く。パプリカは600Wのオーブントースターで、5分間蒸し焼きにした後、約2分間、表面に焼き色が付くまで焼く。焼き上がったピーマン・パプリカはAの調味料に20~30分漬けておく。
4.じゃがいもをさいの目切りにし、じゃがいもが浸る程度の水を入れ、灰汁を取りながら軟らかくなるまでゆでる。ざるに移して水気を切り、半量はマッシュし、もう半量はさいの目切りにする。
5.トマトは種を取り小さめの乱切りにし、潰して水分を取ってから、水気がなくなるまで煮る。
6.玉ねぎは薄切りにする。長い場合は横半分に切る。
7.5、6のトマト・玉ねぎを炒め用のマヨネーズで炒める。4のじゃがいもを加えて炒め、仕上げ用のマヨネーズを加えて水分が飛ぶまで炒める。
8.アスパラガスをオリーブ油で炒め、塩・ブラックペッパーで味付けをする。
9.かぼちゃをごま油炒め、ゆずポン酢で味付けをする。
10.キャベツをサラダ油で炒め、とんかつソースで味付けをする。
11.酢飯用に酢・砂糖・塩をボウルで混ぜ合わせて寿司酢を作り、炊いたご飯を加えうちわで仰ぎながら切るようにして混ぜ、酢飯を7貫作る。
12.酢飯に3、7、8、9、10をネタとして握り、放射状に皿に盛り付ける。
13.7の寿司のネタの上にはハーブミックスを全体に振り掛け、ブラックペッパーはお好みで同様に振り掛ける。
14.練りわさびと生姜の甘酢漬けを盛り付ける。

レシピ考案者

野菜摂取応援レシピ受賞作品

名寄市立大学 赤井 毬乃さん

コメント :

私の母はお寿司が大好物で、家族でよく食べに出掛けるのですが、以前、野菜をネタに使ったお寿司を食べたことがあり、意外な組み合わせが私の中に印象深く残っていました。今回、レシピ大賞に応募するにあたり、母親と一緒に食べた大好物のお寿司を、自分なりにアレンジしたいと考えました。
私は今、生まれ育った千葉を離れ、北海道にある名寄市立大学の保健福祉学科で栄養学を学んでいます。親元を離れて暮らす私のことを母は気に掛けてくれていますが、パプリカやアスパラガス、玉ねぎ、じゃがいも、キャベツ、トマトなど北海道で採れる色とりどりの野菜を使い、こうして母のためのレシピを考案することで、「私はちゃんと自立しているよ」と母を安心させてあげたい気持ちもありました。
酢飯には3種類のお米を使用。海外ではサラダにも使われるカルローズ米、ピンクっぽい色が鮮やかでヘルシーな雑穀米、普段から食べ慣れているうるち米の無洗米と、それぞれの特徴をしっかり活かすことができたと思います。
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