2021
05/01
魅地探索(20) 沖縄県伊江村
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魅地探索
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沖縄県
ドクターズプラザ2021年5月号掲載
花の島としても知られ、島オリジナルのハイビスカスは約800種
一島一村、人口一 は約4,400人。主要産業として農業(花卉生産・たばこ・サトウキビ・落花生・島らっきょう・小麦等)、漁業、畜産業などの一次産業が盛んな島である。農業や畜産のそれぞれの部門において農林水産大臣賞なども受賞している。

伊江島空撮全景(写真提供:伊江村役場商工観光課)
イベントも豊富で「伊江島一周マラソン大会」「伊江島ゆり祭り」といった県内でも有名なイベントが開催され、年間約12万人の観光客が伊江島を訪れる。「花の島」としても有名であり、4月中旬からゴールデンウィーク期間にかけてリリーフィールド公園には、100万輪の白いテッポウユリをはじめ、色彩豊かな世界のユリの花が咲き誇る。沖縄の花と緑の名所100選に選ばれているハイビスカス園では、約1,800品種(日本最多品種)のハイビスカス、伊江島で交配された世界に一つしかないオリジナル品種のハイビスカス約800品種が展示されている。

第24回ゆり祭り会場風景。毎年4月下旬に開催 (写真提供:伊江村役場商工観光課)
伊江島は、太平洋戦末期の沖縄戦で米軍の激しい攻撃を受け、激戦の地だった。悲惨な史実を物語る史跡や施設が遺されている。全国各地から約5万人の中・高校生が修学旅行で訪れて各家庭へホームステイをする、「宿泊体験学習」も盛んに行われている。

伊江島のシンボル「城山(ぐすくやま伊江島タッチュー)」を背に走るカーフェリー(写真提供:伊江村役場商工観光課)
村ゆかりの著名人を観光大使に! 島の活性化を図り、知名度を高める

伊江村役場商工観光課
大城渉氏
伊江村は、小麦や大麦、サトウキビの産地としても知られています。伊江島産小麦を使ったチップスや焼き菓子、伊江島産のサトウキビを使用した黒糖菓子などの特産品は根強い人気を誇っています。伊江島産の小麦・大麦は、沖縄のオリオンビールにも使用され、さらに注目を浴びています。伊江島産サトウキビの搾り汁から作るラム酒「イエラム サンタマリア」は、全国でも評価が高く、「第1回東京ウイスキー&スピリッツコンペティション」において、国産のラム酒の中で最高位となる特別賞をはじめとして各賞を受賞しました。畜産においては、黒毛和牛の産地としても名高く、高値が付けられています。
また、新たな観光誘客の柱として、スポーツコンペンション誘致を推進しています。地域活性化を図るため、2016年に屋内多目的運動場、2019年に伊江村野球場を整備しました。実業団野球部や高校・大学の野球部のキャンプとして、プロ野球選手の自主トレ施設として利用されています。巨人軍の現2軍監督の阿部慎之助さんが選手時代に来村して自主トレをされたことなどが縁で、「伊江村観光親善大使」として就任していただいております。伊江村出身のシンガーソングライター、Anlyさんにも就任していただき、伊江村を盛り上げていただいております。さまざまな視点から観光誘客を行い、観光客の増加を目的とした伊江島の活性化を図り、知名度を高めていきたいと考えています。
◆伊江村の概要
人口/4,475人(男性2,252人、女性2,223人)
世帯数/2,266世帯
※令和3年1月1日現在
伊江村は沖縄本島北部の本部半島から北西約9㎞の海上に位置する一島一村の農漁村です。本部港からカーフェリーで、約30分で訪れることができます。島は、東西8.4㎞、南北3㎞、周囲22.4㎞の大きさで、北海岸は約60mの断崖絶壁が連なり、南海岸はほとんどが砂浜です。比較的平坦な島の中央やや東よりに海抜172mの古生代チャートの城山(ぐすくやま() 伊江島タッチュー)がそびえ立ち、島のシンボルとなっています。
(伊江村役場ウェブサイトより)
◆伊江島へのアクセス
