2018
01/15
魅地探索(11) 沖縄県沖縄本島
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魅地探索
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沖縄県
隔月刊ドクターズプラザ2018年1月号掲載
国内随一の人気リゾート地。夏場以外にも知られざる魅力が
国内随一のリゾート地として絶大なる人気を誇る沖縄。近年 では海外からの観光客も増えてきている。2016年の総観光客数877万人のうち、外国人観光客は213万人で、ほぼ4分の1を占めるほどだ。ほんの10年前まで、数あるアジア有名リゾート地のなかで沖縄は影が薄い存在だった。しかし沖縄観光コンベンションビューローを中心とした官民一体の取り組みにより、海外からの観光客の誘致に成功。特に中国、韓国、香港、台湾からの直行便が就航してからは、アジア圏からの観光客が急増している。
夏場のリゾート地というイメージが強い沖縄だが、それ以外の季節でも観光地としての見どころは多い。温暖な気候に恵まれた沖縄では、日本国内で最も早い1月中旬頃から桜が開花し、島内各地で桜まつりが開催される。また、根強い人気のホエールウォッチングも、沖縄では1~4月がシーズン。体長13~15mものクジラを間近に見られる貴重な体験ができる。

本部八重岳桜まつり(写真提供;沖縄観光コンベンションビューロー)
グルメに関しても、沖縄は冬や春に旬を迎える食材が多い。車海老、島野菜、島らっきょう、もずく、グルクン、海ぶどうなど、沖縄料理好きにはたまらない食べ物や料理が堪能できる。 沖縄はプロ野球の春季キャンプ地として知られるほか、冬から春にかけて自転車競技やマラソン大会などのスポーツイベントも盛んに行われている。気温が上がる夏場よりも、秋、冬、春のシーズンにこそ、気候が温暖な沖縄の魅力が凝縮されているともいえる。

ツール・ドおきなわ(写真提供;沖縄観光コンベンションビューロー))
半官半民の立場から観光客誘致に注力。海外直行便就航を機に外国人観光客が増加

一般材財団法人沖縄観光コンベンションビューロー東京事務所
所長 新本康二 氏
主任 屋宜菜津子 氏
1968年に設立された沖縄観光コンベンションビューローは、国内外からの観光およびコンベンション誘致事業を中心に、受け入れ態勢の整備や人材育成、誘致のための各種イベント企画などを行う組織です。コンベンション分野に関しては、近年よく耳にするMICE、つまり「Meeting=各種会議・研修」「Incentive=(企業などの)褒賞旅行・招待旅行」「Conference=学術会議」「Exhibition=展示会」の誘致を図っています。
また観光分野に関しては、旅行会社などに対して国内外からの観光客誘致の働きかけを行うほか、半官半民のスタンスから、観光客の動向調査、観光サービス事業の人材育成なども手掛けています。
近年の外国人観光客増加に関しては、中国、韓国、香港、台湾という、地理的に沖縄から近いアジア諸国を「重点市場」と定めて誘致活動を展開したことが、成果に結び付きました。宿泊施設や観光施設といった民間業の方々の中には、言語や文化、価値観が異なる外国人観光客が増えることに対して、当初は不安に感じていた人もいましたが、受け入れのためのマナー研修などを積極的に実施することで、徐々に受け入れ態勢が整ってきました。今では観光業に誇りを持っている人も多いです。
また、当組織内に「離島専門チーム」を設け、石垣島や宮古島、久米島といった離島への観光客誘致にも注力。石垣島に台湾からの直行便(※1)が就航するなどして、徐々に成果を上げつつあります。
※1;冬期は運休しています。フライトスケジュールは各航空会社にご確認ください。

石垣島鍾乳洞(写真提供;沖縄観光コンベンションビューロー)
◆沖縄県の概要
人口/1,444,869人(男性710,270人、女性734,599人)
世帯数/88世帯
※2017年11月1日現在推計(平成27年国勢調査確報値に基づく推計人口)
沖縄県は、九州から台湾に連なる南西諸島の南半分、およそ北緯24~28度、東経122~132度に位置しており、距離にして東西約1,000㎞、南北約400㎞に及び広大な海域に散在する琉球諸島の島々から成っている。琉球諸島には、沖縄諸島、先島諸島、尖閣諸島、大東諸島の大小160の島々(0.01㎢)があり、そのうち有人島は49(中)である。また、沖縄県には平成25年4月に中核都市に移行した那覇市をはじめ41の市町村がある。(沖縄県のホームページより)
注1) 平成22年国勢調査により人口が確認されている島に平成28年1月1日現在の住民基本台帳人口も勘案している。有人島には、沖縄本島と架橋等で連結された島(大宜味村宮城島、名護市屋嘉比島、本部町瀬底島、今帰仁村古字利島、うるま市伊計島、宮城島、平安座島、浜比嘉島、南城市奥武島)を含む
◆沖縄まるわかり「エリアガイドMAP」

沖縄観光情報ウェブサイトを基に作成