サムゲタン風炊き込みごはん

サムゲタン風炊き込みごはん

材料

(4人分)※作りやすい量
精白米……340g
鶏もも肉……250g(1枚)
ねぎ(白い部分)……50g
生姜……40g
にんにく……10g
松の実……5g
塩……小さじ1
鶏がらだし(顆粒)……小さじ1
鷹の爪……お好みで
わけぎ……お好みで

※ねぎの青い部分は香りづけのためにとっておく。

栄養価

(1人分)
エネルギー 455kcal
たんぱく質 16.4g
脂質 10.6g
炭水化物 69.1g
ビタミンA 29μgRE
食物繊維 1.2g
塩分 2.3g

作り方

(1)精白米は洗う。鶏もも肉は黄色い脂肪や筋の部分を取り除く。
(2)ねぎは5mm幅の輪切りに、生姜とにんにくはみじん切りにする。
(3)炊飯器に米を入れ、(2)・松の実・塩・鶏がらだし・鷹の爪を入れ、水500ml (分量外)を注ぐ。
(4)(3)に鶏もも肉とねぎの青い部分をのせて炊飯する。
(5)炊き上がったらねぎの青い部分を取り出し、しゃもじで肉を食べやすい大きさにほぐし、全体をよく混ぜる。
(6)(5)を茶碗に盛り、お好みでわけぎを散らす。

歴史的に韓国では寒冷な気候に適応するために肉食文化が発達しており、特に動物のさまざまな部位を使ったスープ料理が多くみられます。日本でも人気の「参鶏湯(サムゲタン)」もその一つで、丸鶏の内臓を取り除いてもち米を詰め、香味野菜や松の実などの精の付く食材を加えてじっくりと煮込んだスープ料理です。韓国では体調を整えたい時や体力をつけたい時に好んで食べられる参鶏湯を、今月の学生は炊き込みごはんとして楽しめるオリジナリティー溢れるメニューに展開しました。ぜひお試しください。

レシピ考案者

女子大生が考えた一品料理レシピ

東京家政大学栄養学科 栁澤 杏香さん

コメント :

韓国のスープ料理である「参鶏湯(サムゲタン)」を、家庭で簡単にできる炊き込みごはんにアレンジしました。ねぎや生姜などの香味野菜の香りが食欲をそそるレシピです! 食感のアクセントとして加えた松の実は、東洋医学では滋養強壮に優れた実として知られ、鉄分などのミネラルやビタミンを含むほか、煮込み料理に入れると旨味が出る食材です。なかなか家庭では口にする機会の少ない食材を使った料理ですが、食卓に取り入れてみてください!
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