2018
12/25
普通の生活を大事にしていきたい
-
特別インタビュー
ドクターズプラザ2019年1月号掲載
特別インタビュー/英玲奈氏(女優・タレント)
~趣味は生活全般。興味のあることを学び、楽しむ。~
Contents
好きなことを身に付けたくて、いつの間にかたくさんの資格を
内野 モデルであり女優であり、レポーターでもあり、お仕事の他にも資格もたくさんお持ちですね。とても多才なのに、たおやかで自然体な雰囲気を感じます。そのパワーはどこから湧いてくるのでしょうか?
英玲奈 自分が興味のあることは突き詰めたくなってしまうんです。それは昔からですね。面白そうだと感じたものをじっと見つめて観察して。母親に「見過ぎ!」と注意されるような子どもでした。
内野 芸能界のお仕事を始めたのも興味があったからですか?
英玲奈 芸能界というよりファッションへの興味でしょうか。私の中学・高校生時代は、ロリータなどのファッションが流行った頃でした。私もお洋服に興味があって、ファッション誌をいろいろ見て自分で手作りしたりして。そうしているうちに大好きな雑誌の編集の方に「モデルをやってみない?」と誘っていただき、ファッションへの興味から飛び込んでみました。
内野 今ではテレビや映画など、幅広い分野で活躍されていますね。
英玲奈 高校までは学校が厳しくて休むこともできなかったので、ずっと雑誌のモデルだけ。高校卒業を機に、せっかくこの世界にいるので、声を掛けていただいたこと、興味があることにチャレンジしてみようと思い、活動の幅を広げていきました。モデルとして写真を撮られるうちに、撮ることにも興味が出て、写真の専門学校にも通っていました。
内野 出会ったものを大切にしながら、興味のあることを深めていらっしゃいますね。
英玲奈 ちょっと興味が湧くと、どんどん突き詰めたくなってしまうんですよね。料理に関してもそうです。食べることが好きなので、せっかくならおいしくて健康に良い方がいいと思うんです。
内野 その興味を通りいっぺんの表面的なもので終わらせずに、理論や理屈を学び、資格を取られたりもしているのですね。
英玲奈 いろいろ学びたいけれど、ただ本を読んだりしただけでは、なかなか頭に残りにくくて。試験があると、その日までに必要な知識を身に付けなければならないので真剣になります。集中することもあるのか、知識が自分の中に入ってきて、実になるような気がします。
内野 お忙しい毎日の中で勉強を続けるのは、大変なことだと思います。現在は、どんな資格をお持ちなのですか?
英玲奈 資格は、普通自動車免許、普通自動二輪車免許、メディカルハーブコーディネーター、お魚検定、料理検定、菓子検定、チーズプラトー検定、幼児食インストラクター、食育アドバイザーです。
内野 何かきっかけがあり、資格を取ろうと思われたのですか?
英玲奈 姪が生まれて、子供の食にも興味が湧き、食育アドバイザー、幼児食インストラクターを取りました。夫の食事作りにも役立っていますし、将来的に子供を授かったら役立つことも勉強しています。結婚をして家族ができましたし、仕事もあるので時間に追われることも多いのですが、どれも自分が好きで、やりたいことなので大変というよりは楽しいですね。例えばメディカルハーブコーディネーターの資格も、ハーブティーがすごく好きだったので、せっかくならもっと体のためにならないかな、もっといい取り入れ方があれば知りたいなと、好きなことから派生して、どんどん突き詰めたくなった結果です。そうやって興味のあることを追求していくと、そのうちに関連のある事柄が出てきて、理解が深まったり、資格の勉強も楽になったりしてきます。
芸能一家でも質実剛健。手作り大好きな家族に囲まれて
内野 そのような前向きで真面目な姿勢にはご家族の影響もあるのかなと思うのですが、ご家庭はどのような環境でしたか?
英玲奈 うちは、いわゆる一般的な家庭ではないというか、芸能界の仕事をしている家族や親戚が多かったので(お父さまは俳優のマイケル中山さん、お姉さまはタレントの中山エミリさん)、芸能界の仕事が特別という感覚がなかったんです。むしろ会社員という仕事が身近ではなくて、毎朝決まった時間にネクタイを締めて会社に行くっていうお父さんに憧れていました。私、ずっと公務員と結婚したいと思っていたんですよ(笑)。
内野 勝手なイメージですが、おうちの中が華やかそうです。
英玲奈 そう言っていただくこともあるのですが、それがそうではなくて。父も姉も、とにかく仕事第一で。みんな時間が不規則な仕事ですが、そんな家族を母が支えているというような家でした。学校は厳しかったですけれど、家でこれをしなさい、あれはしてはダメというふうに言われることはありませんでした。私が何かしたいとか、迷ったり悩んだりしている時には、家族みんなが惜しみなくアドバイスをくれて、その上で自分で決めなさいと。自分で決めたことは責任を持ってやりなさい。そういう家でしたね。
内野 互いに信頼し合い、尊重し合うご家族ですね。
英玲奈 自己責任という意味で、厳しい面もありますが。それと、嘘をつく、人を傷つける、心配をかける、この三つについては厳しく禁止されていました。
内野 とてもしっかりした、そしていいご家庭であることが英玲奈さんとお話ししていると分かります。ありのままの英玲奈さんを認めてくれるご家族だったんですね。
英玲奈 そういっていただけると、とてもうれしいです。母をはじめ、家族にはとても感謝しています。子どもの頃から母と一緒に料理をしたり、庭に来る野良猫と遊んだり、芝刈りをする父の横で草花をいじったり。そういうことが好きでした。
内野 仲のいいご家族なんですね。では、反抗期などは特になく……。
英玲奈 それとこれとは別かもしれません。母には「あなたはいくつになっても反抗期」なんて言われています(笑)。子どものままみたいなところがあって……。普通なら大人になって忘れていくこともそのままで、新しい要素が増えていく感じかもしれません。
内野 (笑)。すごく自然体で自由だけれど、自分の中で決めたことをきちっとやる。そんな方ですね。健康や食事についても伺いたいのですが、食べ物の好き嫌いはありますか?
英玲奈 嫌いなものは……、特にないですね。何でもおいしくいただきます。
内野 ご家庭でのお食事はどのようなものでしたか?
英玲奈 例えばハンバーグとか、カレーとか、そういったメインがどんとあるんじゃなくて、小さいお皿がたくさんある食卓でした。煮物とかお浸しのような、常備菜やお惣菜が並ぶというか。子どもの頃はそれがイヤでしたね。お肉もお魚もちょっとずつあったりして、品数は十分なのですが。
内野 それは栄養学的に見ると理想的な食卓です。
英玲奈 そうなんですよね。今思えば体にとてもいいということも、用意する母が大変だったことも分かるのですが、子供の頃はお皿にお肉がバーンと乗っているような食卓に憧れましたね。食材も豊富で、大人になって外食するようになっても、食べたことのないものはないくらいでした。子どもの好みに合わせるのではなくて、旬の素材、手に入る食材は何でも料理してくれていたような気がします。例えば明日葉のような、苦味のある野菜なども食卓によくあがっていました。神奈川県なので東京から遠くはありませんが、比較的自然の豊かな場所で育ったこともあるのでしょう。近所のおばちゃんたちと明日葉や筍を採りに行って、アク抜きをして食べたり。無人販売所で朝採れ野菜を買って来て食べたり。そういうことが好きで、今もよく行きます。
内野 地に足がついた生活ですね。やはり私の中の芸能一家のイメージとは違います。
英玲奈 華やかな感じはなかったです。家族みんな、節約もすごくするんです。そうそう、ものを粗末にしたり、ムダ遣いをすることでもすごく怒られました。「ものを大事にしなさい」。それを口ではなく、行動で示してくれていたように感じます。
内野 素敵なお母さま、ご家族ですね。
英玲奈 メイン料理が決まった食事ではなかったのも、今日あるもので作り、何でもムダなく使い切るということだったのかなと思います。今では私が作るのも、そんな感じの料理です。
魔女みたい!? キッチンには瓶がいっぱい
内野 体を動かすのはお好きですか?
英玲奈 中高生ではダンス部に所属していましたが、それに燃えるというよりは、家で本を読んでいるのが好きでした。昔からものを作るのが好きで、七宝焼きクラブにも入っていましたね。家や自宅の庭が好きだったのかな。四季を感じられる環境で、鶯が鳴いたらもうそういう時期かとか。今の家には小さなベランダしかないのですが、そこでどうやったら効率よくたくさん鉢が置けるかなんて工夫しながら植物を育てたりもしています。
内野 その土地で生産されたものを移動コストをかけずに消費する地産地消もそうですが、季節に合ったものを生産して旬を食べる旬産旬消なんていう言葉もあります。英玲奈さんもお母さまも、自然とそれをされているんですね。
英玲奈 ハーブは高いですし、一度に少ししか使わないのにパックで買うと、新鮮でなくなってしまうのでもったいない。全部生かさないと申し訳なくて。ハーブには育てやすいものも多く、自分でベランダで育てれば使う分だけ、その時に摘むことができます。釣りも好きですが、食べる魚だけ釣る。命をいただいたら感謝して全部食べたいので、基本的にはおいしいやつを(笑)。アジ、サバ、タイ、イカ。その場でさばいて船に干しながら帰ってきたり。添加物などもできるだけ避けたいので、自分で作った方が早いかなと。
内野 お母さまの「もったいない精神」がそこにも生かされていますね(笑)。あるものを生かして、自然と共に暮らす。心豊かな暮らしですね。実際は、仕事をしながらですと、ついバタバタして間に合わせになったりしてしまいます。
英玲奈 私も毎日バタバタですよ。梅酒を作ったり、お味噌や塩麹、醤油麹など、簡単な調味料は作ったりしているので、普段の家事に加えて梅の時期、実山椒の時期など、仕込みの時期は家の中を小走りしているくらい。母も手仕事が好きなので「今年の梅仕事はどうする?」なんてメールが来て、一緒に手作りを楽しんでいます。例えばお味噌は、同じように作っても、毎年全然出来栄えが違うんです。同じ材料、同じ作り方なのに、母のお味噌と私のお味噌は色も味も全然違っていたりして、とても興味深いです。
内野 まさしく手前味噌ですね。
英玲奈 梅シロップも大好きです。何でも使えて便利。白砂糖を控えたくて、きび糖を使ってみたのですが、健康面だけでなく味もすごくおいしいんです。毎年変化させて、今年は凍らしてから作ってみようとか、いろいろ試しています。友達には「魔女みたい」って言われています(笑)。家にどんどん瓶が増えていって、ハーブを使い出したら鍋に草を入れて煮込んだり。
内野 (笑)。それはすごい!
英玲奈 理想は自給自足ですが、そこまではやっぱり難しいので、できる範囲で暮らしを楽しみたいと思っています。おいしいものを食べて元気になったり、健康になったりするのって、いいですよね。自分の中では特別なことではなく、全部がつながっているんです。好きだから自分でやってみたくなっちゃう。ハーブの効能を知ったら、それを生かしたお菓子が作れたらいいし、売っているお菓子が甘過ぎたり、添加物を避けたいなら手作りした方が早そうだな、とか。ムリをして何かをするのではなく、興味があったり、楽しかったりすることが一石二鳥でつながっていけばいいなと思っています。
内野 私が大学で取り組んでいる「ヒューマンライフ支援センター」の活動で目指していることに通じます。生活に役立つ学び(家政学)を、例えばデザインでどう表現するかを考えたり、子育て支援や農業、環境問題と結び付けてみたり。自分が得たいろいろな知識や経験を横断的に結び付ける。それを研究成果として発信していくところまでしていこうというものです。
英玲奈 内野先生の講義を聞きたいです!
内野 私は英玲奈さんの日常の生活の中に疑問や興味を見つけ、自ら考え、学び、実践するという学びの姿勢を学生にも伝えたくなりました。今度大学の講義にゲストスピーカーとしてお越しいただきたいです。
体を冷やさず、自然に触れる。自分に合う健康法を見出す
内野 まだまだお若いのに健康に大変興味がおありですが、大病をされた経験などをお持ちなのでしょうか?
英玲奈 大病はしていないのですが、子どもの頃から小さくて細くて、若干弱めだったかもしれません。胃腸も弱くて胃炎を起こしやすかったりもします。私は全ての感覚が敏感で、目も耳もすごくいいんです。舌もすごく敏感で、食べたもので何が入っているか分かるし再現できます。それを生かせることもあるのですが、必ずしもいいことではないですね。敏感過ぎて休まらないこともあります。
内野 感覚がとても鋭い方は、普通に生活していても周囲から受け取る情報が多過ぎるので疲れやすい人が多いです。たくさんの情報を処理するために英玲奈さんの心身がフル活動しているのかもしれませんね。体調管理はどのようにされていますか?
英玲奈 私の仕事は体調管理がすごく必要だけれど、生活はどうしても不規則になります。健康に関する情報はそれこそいくらでもあるので、その中から自分の感覚に合うものを試して、良かったら取り入れていくようにしています。例えば朝、白湯を飲んだ方がいいと聞けば、自分でやってみて、良かったら続ける。そういうふうに健康法を探っている感じです。
内野 やせ気味の女性にとっては、朝の白湯は体を温めて始動させるという意味でも良い習慣ですね。
英玲奈 私もそうですが、胃腸の弱い人、体の弱い人は体を冷やさないのが基本だと思います。私は基本、常温のものを飲んでいます。疲れたり、何となく体調が優れなかったりという時は、自律神経が乱れているのが分かります。湯船に浸かったり、寝る前に部屋を暗くしてくつろいだり、自律神経を整えるCDを聞いたり。そういうこともしています。
内野 ご自身のことをしっかり知り、持つべき感覚をお持ちなので、それを信じて自分に合う健康法を取り入れていけるのだと思います。
英玲奈 定期的に森に行くのも私の中では健康管理の一つ。きれいなおいしい空気を吸うと、浅くなりがちな呼吸が深くなりますし、食事もおいしく感じられます。温泉があるともっといいですね。軽井沢とか山梨とか、大好きです。自然の中で朝、散歩するのもすごく好きです。
夫との食事、愛猫との時間。普通を大事に、普通に癒される
内野 豊かな感性と五感を使ってご自身を癒すのですね。英玲奈さんの中にある好奇心、人を理解したいという気持ちに外からの情報が加わり、それを一生懸命処理しながら英玲奈さんワールドが出来上がっているのだと感じます。ご主人もお料理や食べることがお好きですか?
英玲奈 はい。割と盛り付けや器も楽しんでくれて、いいものはいいと言ってくれる人なので、一人の時よりも料理や盛り付けが楽しいですし、気を使うようにもなりました。でも「朝ご飯が多過ぎて食べるのが大変だよ」って言われます。
内野 お母さまのように品数がたくさんで……。
英玲奈 手作りのご飯を必ず食べるのは朝だけなので、ここでしっかり栄養を取ってもらいたくて。それと、食卓に季節を取り入れる工夫もしています。夫は忙しいので、気付くとどんどん季節が変わっていってしまう。せめて少しでも一緒に季節を感じたいんです。憧れの通り普通の会社員と結婚して(笑)、毎朝ご飯を作って送り出しています。そういう生活が心地良くて、自分に合っているなと思います。
内野 ご主人がうらやましいです。一見、とても現代的でファッショナブルな英玲奈さんが、現代社会では忘れられがちな、継承されるのが難しい日本の精神の良さを楽しみながらつないでいる。それを発信していってほしいと思います。
英玲奈 私は生活全般が趣味なのかもしれません。家庭を持ったことで、より生活の中の趣味を生かせるようになったのがうれしい。それを発信していけるのもうれしいです。もし皆さんに少しでも参考になることがあるのなら、仕事を通じても発信していけたらいいですね。
内野 毎日を丁寧に慈しんでいらっしゃる英玲奈さんですが、お仕事のストレスはどのように解消していますか?
英玲奈 猫を撫でるに尽きます(笑)。新しいことばかりで情報量が多く、いつでも100%の力で挑まなければならない。それはどんな仕事でも同じだと思いますが、現場では特に、瞬間的にパーンと全部を出さないといけないので、その分オフではダラダラしています。私はクヨクヨするタイプなのですが、次の日になると、もう次の現場があるし、必然的に切り替えざるを得ない。そういう意味ではこの仕事で良かったのかと。あとはマネージャーさんに何でも話して、アドバイスしてもらったり、時にはダメ出ししてもらったり。甘えさせてもらっています(笑)。身近で大切な人としっかりコミュニケーションをさせていただけるのが助かっています。長い付き合いで、完全にパートナー。おかげで仕事のストレスはためずにすんでいるのだと思います。
内野 英玲奈さんは、自分の感覚、直感、自分が心地良いことを大事にしている。ムリをしていろいろなことをしないというのも、疲労を蓄積させないために必要ですね。ついつい頑張ってしまいがちですが、「やらない」ことをやるというのも健康を維持するための心身のメンテナンスです。
英玲奈 自分の体や心にしっかり向き合っていたいです。そして大切な人の体や心もちゃんと見ていたいですね。忙しいと忘れがちになりますが、日々の暮らしの中で、そういう基本的なことが大事なのかなと思います。
内野 最後に座右の銘や好きな言葉があれば教えてください。
英玲奈 うーん、何だろう……。普通が一番、かな。仕事で刺激があるから言えるのかもしれませんが、普通がとにかく好きです。
内野 普通って実は難しいですよね。そして、なかなかその価値に気付きにくいものでもあります。普通ってつまらないものみたいに思っている人もいます。何でもありの多様化の時代。自由なのはいいけれど、どうしていいか分からなくなっちゃっている人もいるかもしれません。
英玲奈 家族が健康で笑顔があって、私の場合は愛猫を撫でて。四季折々のおいしいものを食べたり、日本の伝統的な行事を楽しんだり、道端で出会った動物に話し掛けたり。そんな特別ではない、当たり前の日常を過ごせることに幸せを感じています。花が咲いただけでうれしいし、幸せになれる。他の人から見るとごく普通の日常のようなことでも、その日常の中に自分にとっての幸せを見つけられると思うんです。皆さんにもつらい時、落ち込んだ時こそ、日常に目を向けてちょっとした幸せを見つけてほしいです。
プロフィール
英玲奈 氏
神奈川県生まれ。高校時代から雑誌モデルとして活躍し、2002年『青い春』で映画デビュー。テレビの釣り番組、動物番組、旅番組、ドラマなど、さまざまな分野で多才な魅力を発揮している。幼児食インストラクター、メディカルハーブコーディネーター、お魚検定3級、料理検定2級、メディカルハーブコーディネーターなど取得資格多数。趣味もガーデニング・写真・読書・バイク・釣り・料理・お菓子作り・ネイルアート・工芸品作り(七宝焼きetc)など多彩。
内野美恵 氏
博士(学術)・管理栄養士・公認スポーツ栄養士。東京家政大学ヒューマンライフ支援センター准教授。東京都食育推進委員会委員。日本障害者スポーツ協会日本パラリンピック委員会医科学情報サポート栄養担当。