2020
09/07
夏の終わりの冷え対策。運動で冷えを改善
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エクササイズ
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文:TMG 本部横浜支部健康支援室TMGFit・健康運動指導士 尾形 唯花
モデル:TMG 本部横浜支部健康支援室TMGFit・健康運動指導士 関 直哉
モデル:TMG 本部横浜支部健康支援室TMGFit・健康運動指導士 関 直哉
DRP Healthcare magazine2020年9月号
おうちでできる! 簡単エクササイズ
夏の終わりに体の冷えを感じる方も多いのではないでしょうか。暑い日々を冷房の効いた室内で過ごし、冷たいものを食べ過ぎることで体が内蔵から冷えてしまうのはもちろんのこと、暑い室外との行き来により体温調節に働く自律神経が乱れ、過度な血管収縮が起こることも冷えの原因となります。特に女性は、男性に比べ筋肉量が少なく脂肪が多いため、冷えると元に戻りにくいといわれています。体を動かして冷えを改善しましょう!!
Contents
末端の血行改善エクササイズ
血管収縮により、末端にまで血液が回りにくくなり、冷えを引き起こします。いすに座って全身リラックスしたまま、手足だけ動かして血行を促進させましょう。血行が良くなることで自律神経も整います。
下半身の筋力アップトレーニング
筋肉は「熱」を発生させる働きがあります。これを「熱産生」といいます。暑い夏は何もしなくても体が疲れ気味で運動不足となり、筋力低下へつながります。全体の約7 割を占める下半身の大きな筋肉を鍛えることで、熱産生が高まり代謝もアップ、冷えの改善につながります。
フロントランジ
❶ 姿勢を正し、左足を2 ~ 3 歩ほど前に出します
❷ ゆっくり息を吐きながらつま先と同じ方向に膝を曲げ、腰を下ろします
❸ ゆっくり息を吸いながら左足で床を押し返し、膝を伸ばします
❹ 10 回目安に❷、❸ を繰り返し、足を入れ替えて同様に行いましょう
注意POINT
● 膝を曲げたときに膝がつま先より前に出ないようにしましょう
● 上半身が前後左右に倒れないようにしましょう
● バランスが取りにくい場合は、机などにつかまりながら転倒に気を付けて行いましょう