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はじめるまえにできること、『カイゴのギモン』を解決しよう!

介護

川内 潤
NPO法人となりのかいご 代表理事
ウェブ限定記事

隣(となり)の介護(12)

●まずは『カイゴのギモン』を読んで心構えを!

当法人「となりのかいご」では、将来、親の介護などに不安を抱えている働く世代の人に向けて、“まずはコレを読めば大丈夫”といった情報を掲載した『カイゴのギモン』という冊子を作成しました。非常に複雑な介護情報を「介護の一歩を踏み出すための情報」に集約して、15ページというコンパクトなページ数でまとめています。

短時間で要点を押さえやすいように、イラストによる解説、「よくある誤解」と「正しい理解」、専門家によるコメントなど、必要な情報だけに絞って掲載しています。『カイゴのギモン』は下記の当法人のウェブサイトより、無料でダウンロード可能です。ぜひご活用ください。→https://www.tonarino-kaigo.org/download/

●“介護”に漠然と不安のある人にこそ、読んでほしい!

『カイゴのギモン』では、介護のきっかけになりやすいケースとして、「認知症」「脳梗塞」「転倒骨折」の3つを取り上げています。また、それぞれの介護シーンで「よくある誤解」と「正しい理解」から、家族として正しい対応をするための解説を掲載しました。

では、『カイゴのギモン』より抜粋した下記の3つの問題に対して、どちらが「正しい理解」で、その理由まで答えることができるでしょうか?

答えは……

『カイゴのギモン』5~9ページで、「よくある誤解」をしてしまう理由と、「正しい理解」が必要な理由を解説しています。

●仕事・育児と介護を両立するためのコツとは?

働く世代の人に関係の深い、“介護離職”をしないための心構えや、育児と介護など複数のケアが同時進行する“ダブルケア”に関するコラムから、それらを乗り越えるコツなどを紹介しました。

●「将来、介護のことが心配……」そんなときどうする?

また『カイゴのギモン』では、「まだ問題は起きていないけど、何となく不安」という方を対象とした、Q&Aも掲載しています。例えば、下記のような“介護の疑問や不安”がある方はいらっしゃいませんか?

□今は、問題はないけど何となく心配。でも何を相談したらいいか分からない……

□母が亡くなって、父が一人に。これから先は大丈夫だろうか?

上記を含む「どんな時に、何を、どこに、相談すればいいの?」といった6つの良くあるご質問への回答や対応策も掲載しています。どの質問も「まだ相談しなくても……」といった印象を受けるかもしれません。どんな些細なことでも、不安を感じたときこそが、プロに相談するタイミングです。よりよい介護体制を整えるためには、早めの相談が必要不可欠です。「まだいいや……」と後回しにしているうちに、事態は刻々と悪化してしまい、手遅れとなる状況に陥ってしまう方が少なくありません。

●「介護で困った!」ときの相談窓口一覧を掲載

落ち着いて介護体制を整えるためには、状況に応じた相談先をあらかじめ知っておくことが大切です。

『カイゴのギモン』の14~15ページには、「介護で困った!」ときの相談窓口となる公的機関や関連団体などの連絡先のQRコードや検索ワードを掲載しています。これを知っておくだけでも、大きな安心につながるはずです。

●コロナ禍の今こそ、『カイゴのギモン』で不安を解決!

多くの方が抱いている「近くにいて介護することが親孝行」という想いから、特にコロナ禍では、移動に制限がかかり、これまでのように直接会うことが難しくなりました。そこで、「これを機会に、同居をして親の介護は自分がしよう」という考えに陥りがちです。

ところが、「実際にやってみたものの、想像以上に大変で自らの生活すら思うように送れない。このままでは自分が先に倒れてしまうかもしれない」という方も少なくありません。コロナ禍の今こそ、『カイゴのギモン』をお読みいただき、今ある介護に対する不安を1つずつ解決していただき、冷静な判断ができる余裕を持ち続けていただきたいと思います。

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