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患者さんから信頼される医師になりたい

澤畠 摩那 さん

JIMSA , IFMSA-Japan

東京女子医科大学医学部4年

医療系学生インタビュー(5)

英語の学生団体の代表を務める多忙な日々

部活と学生団体で精力的に活動

―医師を目指そうと思ったきっかけは何でしょうか?

澤畠 「コード・ブルー」や「救命病棟24時」などのドラマの主人公に憧れたのがきっかけです。大学受験する環境が整った小中高に通っていたので、周囲にも影響されて医師になりたいという気持ちが自然と芽生えました。医師の他にも、警察官や弁護士、教師に憧れていた時期もありましたが、いつの間にか医師を目指していました。特に誰かから強制されたわけではないです。

―学生生活はどのような感じですか?

澤畠 4年の夏までは、部活を頑張っていました。バドミントン部で週2回は放課後に練習して、土日に試合が入ることもありました。また、学生団体にも所属しており、平日は夜にスカイプミーティングをしたり、先輩や後輩とご飯に行きメンバー同士の交流を深めたりして、月に1、2回のイベントや大会に備えています。私は学生団体「JIMSA(日本国際医学ESS 学生連盟)」と「IFMSA-Japan(国際医学生連盟 日本)」の二つの学生団体に所属していて、特に「IFMSA」では3年生まで複数のプロジェクトに所属していたので、それぞれのプロジェクトでのイベントやミーティングに向けて常に準備していました。さらにアルバイトもして、テスト前に勉強を集中的にするという生活です。スケジュール表で予定のない日がほぼないという状態ですが、毎日が充実しています。

―夏以降はどうなんですか?

澤畠 夏に東医体(東日本医科学生総合体育大会)があり、そこで部活は引退したので、週2回の部活がなくなりました。その分は学生団体のための時間や勉強にあてています。今年度はJIMSAの代表に就任したので、団体の活動はJIMSA1本に絞って、そこに全てを注いでいます。

―なぜそんなに学生団体に所属しているのでしょう?

澤畠 大学で運動部にどうしても入りたかったので、バドミントン部に入部しました。しかし、それだけだと小学校から大学まで全て女子校なので、狭い世界しか知らないことになりそうだなと。それで、視野を広げるために、女子医大のMESS部(Medical English Speaking Society)にも入部しました。MESS部はもともとJIMSAやIFMSA-Japanに団体加盟していたので、先輩に誘われてこれらの団体の活動にも熱中するようになりました。もちろん、学生団体が全てだとは思っていませんが、私の学生生活において大きな位置を占めているのは間違いありません。

―これまでに出会った先生や仲間で、思い出に残る人や言葉はありますか?

澤畠 学生団体の活動を通して出会った先輩たちです。すでに医師になった先輩もいますが、今でも関わりは続いています。皆さんすごく楽しそうに仕事をして、遊ぶときは学生のときのように思いっきり遊ぶ。それを見ていると、かっこいいなと。自分が今からなろうとしている職業をこんなに楽しそうにしている先輩たちを見て、「ああ、いい職業を選んだな」と感じますね。医師をしていた母方の祖母の姉は、私が小6の時に亡くなってしまったので、私には医師としての将来や生き方を相談できる人が周りにいません。だから、この団体の先輩に頼ることが多いです。私にとっては本当に家族のように大きな存在です。

結婚・出産もしたいけれど、バリバリ働きたいという思いも

―学校の勉強はどのような感じですか?

澤畠 後期試験はすでに終わり、残すところCBT(共用試験)とOSCE(客観的臨床能力試験)です。全ての臨床科目は終わって、あとはOSCEに向けた実践的な実習と、4年生から病院実習を行うプレポリクリがある状態です。

―医師としてどのようなことをしていきたいですか?

澤畠 私は、結婚・出産もしたいけれど、バリバリ働きたいという思いが強いです。入学した当初は、国境なき医師団など、最前線で感染症などと闘う女性医師にすごく憧れていたのですが、4年生になったらその思いは少し落ち着いて、日本で自分にできることをやろうかなとも思い始めました。日本でやるなら救命救急にも興味があります。出産の時は休んで、またすぐに戻って仕事は続けたいです。

―何科に行きたいという希望はありますか?

澤畠 今のところ決まっていないです。救急や産婦人科に現段階では興味があります。5年生のポリクリを通して自分のやりたいことを探していきたいです。ただ救急は、ほぼ初期治療においてオールマイティーでなければいけないことが難しそうですね。また、救急は初期しか携われないという部分があるので、救命救急医を経てほかの科に専念するのもありかなあとは思っています。

―どのような医師になりたいですか?

澤畠 もし救命救急医になっているのなら、「私の手に負えない患者さんなので、あの先生に回そう」と思ってもらいたいですし、もしプライマリケアに進んだら、患者さんに「具合が悪いからあの先生のところに行こう」と思ってもらえたらすごく嬉しいです。医療が必要になった時に、最初にパッと顔を思い浮べてもらえるような存在、患者さんからも他の医師からも信頼される医師になれるように精進していきたいです。

ドクターズプラザ2015年3月号掲載

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